6年連続でネットショップ開設数ナンバーワンのBASE。
ショッピングアプリをインストールしているユーザーも1,100万人をこえ、出店者もユーザーも右肩上がりで伸び続けているサービスです。

ただし、出店者が伸びているということは、売れる店舗もいれば当然売れない店舗もいるということ。数ある店舗のなかで売り上げをきちんと上げるには、きちんと他店との差別化をする必要があります。
そこで今回は、BASEで実際に最高月商60万、月商10万円を安定して超えていたオーナーの視点から、「まずは月商10万円をあげる」ことを目標に、どんな集客方法をすればいいのか、集客した人をお客様にするにはどんなことをすればいいのかをお話していきます。
商品点数を増やす
まず、一番大事なのは商品点数を増やすことです。
これに関しては、少なくともきちんとデータなども出ていて、多くのEC関係者が推奨しています。
結構どこでも言われていることだとは思いますがネットショップは商品数が多い方が良いかどうかという質問の答えははい。です。
https://netshop-studio.com/know-how/detail122/
この場合在庫リスクなどは排除して完全にマーケティングの観点からお話しています。なぜ商品ページが多い方が良いのか。それはそれだけ多くのページがあれば検索に引っかかりやすいからです。
検索に引っかかりやすければアクセスが増えアクセスが増えたら売上が上がります。ということでネットショップにおいて商品点数は増やすべきです。
他社ではありますが、同じことを某大手ショッピングモールの担当者にも言われたので間違いありません。
商品点数が多いと、具体的に以下のようなメリットがあります。
- 商品点数が多いほど検索アクセスが見込みやすい
- 合わせ買いが増えるため売上が上がりやすい
- 送料無料ラインがあるとき、商品が多いとそのラインまで買ってもらいやすい
商品点数の確保は、ネットショップをやるうえで最重要なポイントだと考えておいたほうがいいでしょう。
商品画像はオリジナルのものを
商品点数を増やしたはいいものの、商品の画像も説明文もほかのサイトから丸パクリというショップは少なくありません。まず、著作権違反ということも含めて、これは絶対やめたほうがいいです。
商品はオリジナルの写真を用意したほうが圧倒的に売れやすくなります。
たとえば、カップを販売している場合、そのカップ自体の画像に加えて、そのカップに液体を注いだ状態の画像、あるいはカップと料理を並べた画像を紹介してみるといいかもしれません。

ユニークな画像や、その道具を使用しているイメージが湧きやすい画像であるほど、商品は売れやすくなります。
実際、大手ECサイトは衣類を販売する際に、それを試着するモデルまで雇っている場合も。まずは、その商品のポイントをおさえたオリジナルの画像をきちんと用意しましょう。
商品説明もオリジナルのものが必須
オリジナルのほうがいいのは商品画像だけではありません。むしろ、検索エンジンからの集客対策という意味では、商品説明こそオリジナルのものを用意すべきです。
よく、ほかのECサイトの商品説明をそのままコピーしてきた説明文ばかりのサイトがあります。
たとえば、Amazonや楽天からそのままコピーしてきただけの、無機質な説明だけだと、小規模ショップでは絶対に購入されません(※商品の点数が極端に多い、ブランドものの商品ですでに性能が知れ渡っているなどであれば別かもしれませんが)。
消費者の立場に立って必要な情報をきちんと提示していけば、必ずオリジナルのある効果的な説明文が仕上がりますし、売上に繋がるでしょう。
point!
ただし、サイズ感やカラー、量といった最低限必要な情報はすべて記載してください。これに関してはオリジナリティなどは必要ありません。他サイトで書いてある情報があれば、すべて記載しましょう。
有料のテンプレートを使用する
BASE

売上を上げたいなら、騙されたと思ってその有料テンプレートやサービスを受けてください。
いくらサイトに集客しても、いくらオリジナルの画像や説明文を用意したとしても、ショップそのものの見た目が悪いと商品は売れません。店舗の見た目と売り上げは間違いなく関連します。
さらに、有料テンプレートは見た目がいいだけでなく、トップページのレイアウトや作りなどが、買い物をしやすい作りになっています。これは素人ではまねできません。
せっかく無料のBASEを使っているのに有料テンプレートにお金を払うのは怖いかもしれません。ただ、それでも、一度使ってみると、その効果の違いが感じられるはず。
有料のテンプレートはぜひ使われることをおすすめします。
InstagramやXなどSNSで宣伝する
正直言えば、これはここまでの事に比べるとそれほど必須というわけでもありません。ここまでのことをキチッとやれていれば、SNSで宣伝しなくともそこそこ集客も出来ていることでしょう。
ただ、オリジナルの商品であまり検索されるものでなかったり、ニッチなジャンルの商品は、ここまでのことをきちんとやっていても、売り上げが伸びないこともあります。
もしくは、もっと売上を伸ばしたい方もいるでしょう。
そういったときに、X[旧twitter]やInstagramなどはショップの露出を増やす意味で、効果的なツールになります。
おしゃれなグッズを扱うならInstagramに画像を投稿。コミュニケーションを図りつつ自作のグッズを売っていきたいならtwitterといったように、それぞれに向き不向きがあるので、まずは利用して、それぞれの特徴を掴むところから始めるとよいでしょう。
Instagramに関しては、BASEの無料アプリでInstagramとの連携ツールがあるので、そちらを利用するとよいでしょう。

6. ブログを書く
たとえば、BASE
やはり、商品の説明文だけで集客するのにはどうしても限界があります。
そんなときに、ブログを書いていれば、ブログで検索にかかったユーザーがショップに来てくれることもあるのです。ブログ自体が集客ツールになります。
そして、逆にショップを利用したユーザーがブログをずっと読んでくれることもあります。ブログは一見さんを呼ぶこともできますが、一見さんをファンに変えることもできるのです。
外部ツールで特におすすめしたいのは、noteというブログ記事を更新する無料ツールです。

ユーザーが3,000万人超えと、使っている人も多いうえに検索知識などがなくても、ある程度の人に読んでもらえます。
しかも、このnote!プロフィール欄で自分のBASEショップへの連携ができるのです!

この機能があるため、BASEで売り上げを上げるためには、noteはめちゃくちゃおすすめ。
Instagramで画像を投稿するのは苦手だけど、文章なら書ける!という方はむしろnoteを使ってみるとよいでしょう。noteはアカウントさえ持っておけば、BASEの無料アプリから連携ができます。

Googleビジネスプロフィールと連携する
特に実店舗を持っている方向けですが、GoogleビジネスプロフィールからもBASEの商品連携をすることができます。

Googleビジネスプロフィールとは、Googleマップに店舗を表示させるGoogleの無料ビジネスツールのことです。そのため、実店舗を持っている人しか使えません。
実はこのツール、ただマップに店舗を表示させるだけでなく、集客機能や、こういったECサイトの商品へのリンク機能など、様々な機能を持っています。
ここですべての機能を紹介するには、かなり複雑になってしまいますのでポイントは1つ。実店舗を持っている人は必ずやったほうがいい集客ツールであるということです。
ネットショッピング用ではないものの、実店舗向けにGoogleビジネスプロフィールについて私が書いたKindle本がありますので、よろしければそちらをご覧ください。
※Kindle Unlimitedに加入している方なら無料でご覧いただけます
まとめ
ここでは、BASEで月商10万円を売り上げるために、実際にわたしが10万円を超えるまでにやったことをすべて記載しておきました。
既存製品を販売しているのであれば、ここに書いてあることだけでも十分10万円をこえるポテンシャルを持っていることでしょう。
逆に、オリジナル商品の販売だと、ここに書いてあること+α[商品自体の魅力やパッケージ]が問われることもあります。
そういった方は、同業者で売れているショップがどのように商品をパッケージしているのかなどといったところから同業者のリサーチをされるとよいでしょう。
BASEで月商10万円を超えて月商17万のラインに入ると、グロースプランという有料プラン[月額5,980円]に入るメリットが見えてきます。
通常プラン ー 決済手数料(3.6%~+40円)
グロースプラン ー 決済手数料(2.9%~のみ)
ここから先は決済手数料もグンと下がっていくので、これまでよりもさらに大きな粗利が見えてくることでしょう。
まずは月商10万円の壁を越えて、その先のグロースプラン加入まで突っ走ってください!
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