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ブログアフィリエイトで収益を得るための方法―初心者・中級者向け―

道しるべ アフィリエイト

先日、私の一年目のアフィリエイト収益を公開した記事を書いたのですが、その際にこんなコメントが寄せられました。

A8で稼ぐイメージがあんまり湧かないので、そこの解説とかしてくれると嬉しいです

今回は、A8に限らず、ASPを使った収益の稼ぎ方について触れていこうと思います。ただ、最初にいくつか諸注意だけ。

アフィリエイトの稼ぎ方を伝える前の注意点

まず、今回の解説はあくまで理論的なレベルの話であって、具体的な方法の話ではないということです。

というか、具体的な話なんて私にも分かりません。分かっていたら百発百中でブログを当てています。

基本的に、ブログアフィリエイトの収益化なんてものは百人いたら百人のやり方があると思っています。

私より技術力がある人は私より面白いやり方を思いつくでしょうし、私より時間の無い人が私と同じ手法をとれるとも思いません。ですので、あくまで“ASPで稼ぐ”とはどういうことかをイメージするための解説であるとだけ付け加えておきます。

そして、もう1つ重要なことは、ここに書くことはあくまで私の方法でしかないということです。私はSEOやアフィリエイトの師匠がいるわけでもなければ、誰かに尋ねながらブログ作りをしてきたわけでもありません。全て独学です。

現状より良い方法が出れば、普通に記事の再編集もしますし、なんの断りも無く記事を書きかえます。要は、その程度の話だと思ってください。

結局のところ、誰の、どんなに役に立つ話を聞いたところで、自分のなかで消化しきることが重要です。前置きが長くなってしまいましたが、本題に入りたいと思います。

ブログアフィリエイトは良かったものをお勧めする口コミ

そもそも、ブログアフィリエイターの役割とはなんでしょうか。

わたしが考える役割とは、“まだ潜在顧客の目に触れていない”“良質な商品やサービスを”“口コミすること”だと捉えています。決して、商品の新たな価値を生みだすことでも、商品を生み出すことでもありません。

これを踏まえた上で解説していきます。

まだ潜在顧客の目に触れていないものに触れてもらう

基本的に、ASPの広告代理店になるような企業のサービスや商品はすでにネットには公開されています。つまり、普通にその企業が売り出しているターゲットに対して、自分も同じように広告を宣伝したとしても全く意味がないということです。

狙うなら、2つ。

  1. そんなサービスが世の中にあることを知らないけれど、知っていたら利用するであろう人たち
  2. サービスがあることは知っているけど、利用に踏み切れない人たち

抽象的ですよね?もっと具体的な話をします。

たとえばA8.net という大手ASPの利用を促したいとします。

このとき、無作為に新規アフィリエイター全てに向けたサイトやブログを作るのは、圧倒的に非効率ですし、A8の公式サイトのほうが上位にきていて検索順位でもかないません。

もちろん、大手サイトや人海戦術が使えるのであればその限りではありませんが、個人が勝負するようなところではありません

“スキマ産業”という言葉がありますが、まさに個人アフィリエイターの場合はそれをやる必要があるのです。そこで、私はいつもスキマを見つける方法として以下の3つを考えるようにしています。

1. 現状でアフィリエイター以外の人をターゲットにできないか

2. A8.netを導入する気が無かった人をターゲットにできないか

3. A8.netの導入を考えている中でも、特定の集団をターゲットにできないか

いずれもメリット・デメリットのあるやり方ですが、共通する問題もあります。

れは市場規模が小さくなり過ぎないかということです。これで私は何度も失敗しています。

たとえば、以下のブログはハーレムライトノベルという、ラノベの中でもたくさんのヒロインといちゃいちゃするようなラノベだけを取り上げたブログですが、これは見事に失敗しました。

ハーレムライトノベル紹介サイト
ライトノベルの中でも特にハーレムものと呼ばれるようなジャンルのライトノベルをご紹介します。

確かに「“ハーレム”“ライトノベル”」について特化して書いたブログは私のところ以外1つしかなく、ほぼ独占状態で検索順位も1位になったのですが、あまりにもターゲットの数が少なすぎました。

ハーレムラノベに特化して読書する人などそんなにいなかったのです。

潜在的ターゲットを想定したら、検索キーワードの件数などである程度市場の規模を予測し、やるメリットがあるかどうかを見極めた方が良いかもしれません。

ただ、初心者のうちはそんなことを考えなくてもいいです。

まずはコンテンツをひたすら書いて反復。

それでコンテンツが検索1位をとれたのに収益につながらないとき、初めてリライトをすればいいだけですから。

まずは、「どんなキーワードでもいいので検索で1位をとる」経験をすると、検索ボリュームと実際の読者のリアクションの関係が見えてくるかもしれません。

良質な商品やサービスを勧める

この言葉はたった一行ですが、様々な意味がこもっています。文字通り、質の悪い商品やサービスを勧めたところで誰もそのサービスを利用しないということでもありますが、もっと重要な意味を込めたつもりです。

それは、アフィリエイター自身が良質な商品やサービスだと分かっていることが重要だということです。“良質な商品やサービスだと分かる”ために必要な要素を以下に書き出します。

1. 自分がそのジャンルの専門家であること

2. そのジャンルに精通している専門家と相談できること

3. 自分が実際にその商品やサービスを利用していること

私は特に3番を重視しています。特にブログアフィリエイトにおいて、最も重要な情報は「あなたがその商品(サービス)を利用して、なにを感じたか」です。

客観的な情報はネットを探せばいくらでも転がっていますが、“あなた”がどこに魅力を感じ、どこが利用する決め手となり、利用したことでどんな利益を得られたかはあなたのブログにしかありません。

たとえば、先ほどのA8.netを例にとってみましょう。

A8.netは、国内のASP最大級のサイト。ASPとは、簡単に言えば広告主と私たちブロガーをつないでくれるサービスです。ASPはいろいろな会社がやっていますが、そのなかでも特にわたしがおすすめしているのがA8.netです。

実際に使ってみたメリット・デメリットとしてはこちら。

メリット

・大手なので広告の種類が多い

・使っている人が多いので、情報の共有がしやすい

デメリット

・ほかのASPと同じ広告が載っているとき、一番広告単価が高いとは限らないため、比較の必要がある

ほかのASPと比較して利用する必要はあるものの、とりあえず登録しておけば一通りどんな広告があるのかを知ることができるという意味では、初心者に一番おすすめのASPサービス。

どんなASPを利用すればいいかわからない方はぜひ試してみてくださいね!

ちょっと露骨な書き方ですが、イメージとしてはこんな感じでしょうか。もちろん上に書いたことは全て実話ですし、あくまで自分の視点から見たA8.netの魅力を述べています。

補足をしておくなら、上述したような、文中にキーワードを挟み込む例文のやり方をメインの収益記事でやるのはあまりおすすめしません。経験上、収益効率としてはあまり良くないです。多少露骨さがあっても、広告は適度に目立たせることが重要です。

ただ、いずれの手段を取るにせよ、時間かお金か努力のいずれかが必要になります。どれも無いという人がアフィリエイトで収入を得るのは非常に難しいと思います。

また、自分の得意ジャンルを知るには、どんな広告があるかを知っておく必要もあるでしょう。以下の記事にまとめていますので、参考にしてみてください。

404 NOT FOUND | 経営と収入

評価ではなく口コミをする

評価は自分1人の中で完結するものです。一方、口コミは“口でコミュニケーションをすること”です。そして、ブログアフィリエイトは口コミの要素で成り立っています。これを意識するだけでも、記事の書き方は大きく変わってきます。

「どこどこが良かった。どこどこが悪かった」という情報は確かに重要ですが、それだけではただの評価であり、購買意欲を生むには至りません。

私の場合、特に「誰に向けて書いた記事か」を明確にすることを心がけました。最初の方でターゲットを定めることが重要と書きましたが、ターゲットを定めたら、次はターゲットにだけ有用なブログや記事作りをすることが重要になってきます。

時には内部リンクなどの構造を変えて記事間の道筋をこちらが示してあげることも重要でしょう。

評価をするときには、思ったことをとにかく書きつづればいいのですが、口コミの際には自分の考えを順序立てて、しかも相手の関心に関係の深い話だけをピックアップして示していく必要があります。

これは本当に感覚的なものなので、私も完璧に実行できているわけではありません。まずは「評価ではなく口コミをする」という意識を持つところから始めましょう。

まとめ

長くなってしまったので、ブログアフィリエイトで収益を得る上で重要な要素を改めて3つご紹介します。

1. まだ潜在顧客の目に触れていない

2. 良質な商品やサービスを

3. 口コミすること

この3つです。

ブログアフィリエイトをやっている方はサイトアフィリエイトに比べて、ただ漫然とアクセスだけを集めている方が多いですが、アクセスは一番重要な要素ではありません

それよりは、ちゃんとターゲティングを行った少数のユーザーを対象にした記事作りのほうがはるかにメリットがあります。

ちなみに、先ほどご紹介した私の例文は、ここに書いた全ての要素を含めてみたつもりです。参考になるかは分かりませんが、これをたたき台にオリジナルの紹介文について考えてみてはいかがでしょうか。

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