アフィリエイターのリアル店舗事業への参入について -会社を経営しながら思うことー

アフィリエイトだけをやっていると、ほかの事業に手を出したくなるときがあります。

 

ほかの方がどうかは分かりませんが、もともとわたしは「アフィリエイトをやりたい」わけでも「お金をただ稼ぎたい」わけでもなく、「いま、自分の興味を持ったものでお金を稼ぎたい」というタイプだったため、いろいろな事業に興味を持っていました。

 

特に、リアル店舗を構える「一国一城の主」には昔からの強い憧れがあり、2年前から店舗を構え、運営を開始し始めました。

 

開業コンサルや飲食、小売業etc……と、いくつかの事業をこの2年で経験してきましたが、ようやく少しずつカタチになってきており、大学の常勤講師を依頼されたり、メディアにもお店が何度か掲載されたりと、ありがたい経験もさせてもらいました。

※大学の常勤講師は会社役員としては"うま味"がないので、お断りさせていただき、非常勤講師として勤めています

 

 

そこで今回は、ほんの2年のわずかな経験ですが、アフィリエイターのリアル店舗参入について、どんな業種は成功しやすいか、逆にあまり向かないのか、最近考えていることを見ていきたいと思います。

 

リアル店舗運営に乗り出すアフィリエイターの増加

「アフィリエイターのリアル店舗参入」を書こうと思ったのは、最近ツイッターで見たこの記事がきっかけ。

 


アフィリエイターの"集客力"はここでも書かれているように、ほかの経営者にはない武器だと言えるでしょう。

 

アフィリエイターから店舗経営に乗り出した方で、以前からツイッター上では美容室を運営する北原さんなどをお見かけしたことがありますが、最近では「アフィリエイターのリアル店舗参入」がひとつのホットワードになっているように思います。

 

http://web-style64.com

 

今後、「アフィリエイト一本でやっていくアフィリエイター」や「株式、仮想通貨や不動産投資などの資金力を生かした兼業アフィリエイター」だけでなく、「自分で商品を生み出し、自分で集客し、販売する兼業アフィリエイター」がさらに増えていくでしょう。

 

レビューサイトが強いジャンルには強くない

アフィリエイターとしての知識をベースにいろいろな事業に参入してきましたが、ひとつだけ分かったことがあります。それは、食べログやホットペッパーなど、「レビューサイトが強いジャンルへの参入には強くない」ということ。

 

「なにを当たり前な」と思われるかもしれませんが、うん、想定していたよりもかなり手ごわかったですね。

 

たとえば、「地域+〇〇(メニュー名など)」といったキーワードで、レビューサイトよりも検索上位に来ることはそれほど難しくありません。リアル店舗に参入しようとするレベルのアフィリエイターなら十分に勝てるサイトを作れるでしょう。

 

ただ、「レビューサイトよりも上位に表示されたから、下位のレビューサイトより強い影響力を持てるか?」と言われると、また別問題。

 

「お前のコンバージョン力が低いからだろう」と言われてしまえば、ごもっともとしか返せないのですが、やはり【公式ホームページ ⇒ レビューサイトでレビューを確認 ⇒ 店舗に行く】という流れの強さはかなりのものです。

 

もしくは、そもそもGoogleなどで検索をせずに、いきなりレビューサイトのなかでしか調べない人も多いでしょう。

 

たとえば「ホテルや旅館を調べるときに、楽天やじゃらん、トリバゴを使わずに、検索で表示されたホテルを利用する」人がどれだけいるでしょうか?

 

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もちろん、公式サイトが検索上位に表示されていることは、決してムダではありませんし、それだけでも十分な力を持つのは事実ですが、レビューサイトにプラスなりマイナスなりの影響を受けてしまうのも事実なのです。

 

個人的には、こうしたレビューサイトのチカラがかなり強い飲食業などは、「あえてアフィリエイターが参入するジャンルとしては、どれだけ魅力があるのだろうか?」と首をかしげてしまいます。

 

わたしもカフェやバーを経営していますが、カフェは一度つぶしたことがありますし、飲食業での集客の難しさを感じています。田舎だと、ウェブ集客よりもビラのほうが費用対効果が高かったりと、やっかいです。

 

「アフィリエイトの集客力があれば、どんなジャンルでも成功する」……ことはないのでしょうね。

 

高単価、高クオリティのサービスの強み

一方で、アフィリエイターとしてのチカラを最大限発揮できていると思うのが、サロンやコンサル、物販などの「アフィリエイト広告の延長線上にあるようなサービス」

 

それも普通のスーパーや量販店に並んでいるようなありきたりなものではなく、わざわざ調べるほどの商品価値のあるモノ・サービスです。

 

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この手のサービスの宣伝には"慣れ"もあるのでしょうし、「検索で一番目に出てきたから信用できるお店だと思った」ともお客様に言われたこともあります。アフィリエイターがリアル店舗でも強みを持てるのは、やはりこうした業種でしょう。

 

サロンは私自身では経営していませんが、知り合いの社長のサイトを作ってあげたところ、かなり大幅な売り上げ増(2店舗目も考えられるぐらい)に貢献できました。

 

まあ、検索ワードのリサーチや対面でのヒアリング(10回以上)などのサービスまでして、30万という格安価格で作ってあげたのですが、「知り合いなのに高い!」と言われ、それ以来、友人としては会わなくなってしまったのは別の話です……。

 

もちろん提供するのは高クオリティなサービス

ただ、こうした情報を見ると、「悪質、粗悪なサービスをアフィリエイターが検索上位に表示して消費者に売りつけている」と思われるかもしれません。

 

わたしだけでなく、先ほどご紹介したお二人も含め、決してそんなことはないでしょう。わたし自身は体験していませんが、おそらく、高クオリティなサービスを提供し続けているはずです。

 

その理由は少し考えてみれば分かります。

 

理由は「Web集客で集客できるのは一見さんがほとんど」だからです。

 

サービスの継続に一番必要なのは、「新規顧客を常に獲得し続けること」そして「リピーターをいかに増やすか」です。

 

粗悪なサービスを提供し続けていては、「検索上位に表示されていたから信頼してくれた人」も、一見さんのままで終わってしまうどころか、Google ビジネスやレビューサイトにネガティブな情報を発信してしまいます。

 

今や、だれもがメディアになれる時代。

 

高クオリティなサービスを高い集客力で宣伝し、「最終的にはお客様自身にも広めてもらうきっかけ」として、アフィリエイターのスキルは生きてくるのではないかなと思います。