スマホやタブレットでクレジットカード決済!各サービスの特徴やメリット・デメリットを比較

最近は、アプリを使ってiPadなどのタブレット、iPhoneなどのスマートフォンをクレジットカード決済端末として使うことが増えてきました。

 

今までは、専用のクレジットカード決済端末を使うことが多かったのですが、スマホやタブレットを使ったクレジットカード決済のメリットの多さから、店舗側も決済システムをどんどんタブレット、スマホに移行しているようです。

 

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タブレット・スマホでのクレジットカード決済メリット 

・初期コストが安い(5000円前後から)

・ランニングコストが無料

・クラウド会計システムなどとの連動が簡単で、売上管理が楽

・iPadがなくても、手持ちのiPhoneやその他スマホでも決済可能

・通常のクレジットカード決済より入金サイクルが早い(最短翌日)

 

チェーン店やフランチャイズにとっては必ずしも楽とは言えませんが、個人店にとっては、1. 圧倒的に安い費用で、2. ランニングコストなしで、3. 売上管理を楽にしてくれると、iPadのクレジットカード決済はメリットばかり。

 

手数料の面で「当店はクレジットカード決済を一切導入しません」という方でもなければ、スマホ・タブレットレジでのクレジットカード決済をおすすめします。

 

ただ、iPadやiPhoneでクレジットカード決済をすると言っても、そのサービスはいろいろ。そこで、代表的なカード決済システムをいくつかご紹介し、そのメリット・デメリットを比較していきます。

 

代表的なスマホ・タブレットクレジットカード決済システム

Square

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iPadクレジットカード決済の先駆け!導入の手軽さがなにより魅力

・初期コスト - 4,980円

※アプリダウンロードで無料でも開始可能

・決済手数料 - VISA、Master Card、AMEX、DINERS CLUB-3.25%

JCB ー 3.95%

・電子マネー - 対応なし

・アプリ決済 - 対応なし

・審査期間 - 最短当日~

 

AirPAY(エアペイ) AirPAY(エアペイ)

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大手が運営しているのでサポートが安心!手数料も安い

・初期コスト - 19,800円

・決済手数料 - VISA、Master Card、AMEXー3.24% 

         JCB、Diners Club、Discoverー3.74%

・電子マネー - 各種交通系ICカード(suicaなど)

・アプリ決済 - ID,Quick Pay,Apple Pay

・審査期間 - 1~3週間

 

楽天ペイ

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対応決済サービスは最大!楽天ユーザーにはおすすめです*1

・初期コスト - 19,800円

・決済手数料 - VISA、Master Card、AMEX 3.24% 

         JCB、Diners Club、Discover 3.74%

・電子マネー(2017年夏より) - 各種交通系ICカード、manaca 3.24%

・アプリ決済 - Apple Pay,ID,Auick Pay、楽天ペイ、We Chatペイ  

                            3.24%

・審査期間 - 1~2週間

 

coiney(コイニー)

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多言語対応が魅力!外国人客が多いお店にはメリット

・初期コスト - 19,800円

・決済手数料 - VISA、Master Card、AMEX 3.24% 

         JCB、Diners Club、Discover 3.74%

・電子マネー - 対応なし

・アプリ決済 - We Chat  Pay 3.24%

・審査期間 - 1~2週間

 

食べログペイ(※飲食店のみ)

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飲食店のレビューサイトで有名な食べログとの関連サービス

・初期コスト - 5,000円

・決済手数料 - VISA、Master Card、3.24% 

         JCB、Diners Club、Discover、AMEX 不明

・電子マネー - 対応なし

・アプリ決済 - 対応なし

・審査期間 - 2週間~

  

Squareの特徴

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メリット

・導入までの早さ

・メールでの請求書の送付とオンライン決済ができる

・入金サイクルが早い

・3gや4g回線でも決済可能なので、Wi-Fiが不要

 

Squareのメリットは、なによりも導入の楽さと、請求書の送付&オンライン支払い機能。そして入金サイクルの早さです。

 

バーなどのようなふつうの飲食店と比べると「ちょっとだけ審査が厳しい業種」でも導入を進めているお店が多いのは、やっぱり審査が楽であるおかげだと思います。審査が厳しい業種や事業を始めたての個人事業主に、Squareは特におすすめ。

 

また、審査がたった1日で終わるので、「とりあえず他の決済方法を導入するまでのつなぎ」として使えるのもメリット。カード決済には必ず審査期間がつきまとうので、オープン時には思い通りに審査を通せないこともあります。"とりあえず"の保険としての役割は大きいでしょう。

 

また、美容室やセミナー業など、事前決済を促したい業種にとっては、メールでの請求書送付&クレジットカード決済ができるのも魅力的。Paypalなどでも同じことはできますが、店舗決済と同じ1つのシステムでできるのが楽です。

 

実際に、小売り店でも、遠方から問い合わせがあった商品について、Squareのメール請求書機能を使ってクレジットカード決済をされたことがあります。

 

また、入金サイクルが早く、決済ごとに振り込まれるので、クレジットカード決済のデメリットの一つである「資金繰りの大変さ」の問題は、Squareでは完全に解消されたと言っていいでしょう。手軽にマルチな使い方ができるのがSquareのメリットです。

 

デメリット

・決済対応サービスが少ない

・決済手数料が他社よりわずかに高い

 

デメリットは対応している決済サービスの少なさ決済手数料が0.01%とはいえ他社よりも高いことでしょうか。これは海外のサービスならではのデメリットと言えるかもしれません。

 

2017年にJCBのクレジットカード決済にも対応し、国内で使われるほぼすべてのクレジットカード決済に対応しました!

  

ただ、それ以外の交通ICカードや電子マネーに対応していないのは、カフェなどの低単価業種には辛いところでしょう。高単価の業種で電子マネーを使う人はそう多くないので、バーやブティック、美容室などでは問題ないですが、1000円前後の単価のお店では痛いかもしれません。

 

導入が手軽なので、とりあえずの使用にはおすすめですが、他の決済システムのような万能性には薄いかも。ただ、審査の楽さとスピーディさはほかにはないレベルなので、個人事業主など審査に弱い事業者におすすめ。

 

公式サイト⇒Square

 

AirPAY(Airペイ)の特徴 f:id:nyarumeku:20170410114838p:plain

メリット

・決済対応サービスが多め

・使用者が多いAirレジのサービスと同期できる

・大手サービスでヘルプデスクがしっかりしている

・2017年春現在では、一番多くの決済に対応している

 

Airペイの最大のメリットは、iPadレジを使用しているお店が多いAirレジのサービスと同期できることでしょう。クレジットカード決済と通常売上をたった2つのアプリで完全に把握できるのは、大きなメリットです。

 

また、交通系ICカードが使える点も魅力。カフェなど低単価のサービスにはありがたいところです。

 

将来的には、楽天ペイが一番多くの決済サービスに対応するかもしれませんが、2017年春現在ではAirPAYAirPAY(エアペイ)が最も多くの決済対応サービスに対応しているのもメリットです。

 

その他、Airリザーブなど、リクルート系のサービスにお世話になることが多い人には、すでにリクルートのヘルプデスクや対応の評判がいいことは分かっているかと思います。そういった方には、かなりおすすめです。

 

決済サービスも最大というわけではありませんが、かなり多い部類なので、まず決済サービスが少なくて困るということはありません。

 

デメリット

・電子マネーサービスが最多ではない

・アンドロイド端末には対応していない

・入金サイクルが遅い

・審査期間が長め

 

アンドロイド端末には対応していないので、iPadを新たに購入する必要があります。*2

 

また、Squareなどよりも審査期間も入金サイクルも遅いのがデメリットですが、入金サイクルは遅いと言っても最低で月3回は振り込まれるので、そこまで大変というわけではありません。

 

厳しいのは審査期間。JCBの利用には最低3週間の審査がかかるのは、個人事業主や小規模事業者にはシンドイかも。時間がない人には、Squareなど審査がスピーディなサービスとの併用もおすすめです。

 

公式サイト⇒AirPAY(エアペイ) AirPAY(エアペイ)

 

楽天ペイ(楽天スマートペイ) 

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メリット

・2017年の夏以降は決済サービス対応数が最大

・楽天銀行利用者にとってはメリットが多い

・manacaも使えるのは他にはないメリット

 

最大のメリットはその対応決済サービスの多さ

 

2017年夏には、国内で使われるほぼすべての国際ブランドのクレジットカード決済に対応でき、交通系以外の幅広い電子マネーに対応していることが大きなメリット。楽天ペイ一台あれば、一般人の使用する決済サービスはほぼカバーできます。

 

また、楽天銀行を使用している場合は、決済サイクルがSquareなどと並んで最速なのもメリットでしょう。楽天銀行をメインバンクにしている方にはおすすめ

 

デメリット

・2017年夏まではクレジットカード決済のみ

・専用のプリンターやレシートロールしか使えない

・キャッシュバックサービスの適応条件が厳しめ

・楽天銀行以外だと振り込み手数料(210円)がかかり、振り込みも手動依頼

 

電子マネー系の決済サービスが2017年夏から開始予定とのこと、また、WAONに至っては2018年開始予定とのことで、"今すぐ"需要には応えづらいかも。

 

加えて、レシートを印刷したい場合、プリンターは楽天専用プリンター(20,800円)で、印刷紙も楽天専用のロール(2,786円)を購入する必要があります。

 

そして、楽天銀行を利用している場合は問題ありませんが、それ以外の銀行の場合、振り込みが自動で行われず手動であること、振込手数料が210円必要であることに注意が必要です。

 

公式サイト⇒ 楽天ペイ

 

Coiney(コイニー)

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メリット

・多言語対応

・審査期間が短い

・オンライン請求書がメールで送れる

 

一番のメリットは、多言語対応でクレジットカードの決済画面を提示してくれるので、外国人客への案内が簡単になることでしょう。

 

また、Squareと同じく、オンラインでクレジットカード決済ができるので、前払いサービスや月額制の会費支払も簡単な点はメリット

 

デメリット

・交通系ICカードなどは使えない

・ 入金サイクルが遅い

・10万円未満の金額だと振り込み手数料がかかる(200円)

 

交通系ICカードや10万円未満の振り込みだと、振り込み手数料がかかるのがデメリット。入金サイクルが遅いのもあって、現金売上がメインのカフェなど、クレジットカードの利用が少ないお店にとっては少し不便です。

 

食べログペイ(※飲食店のみ)

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メリット

・どの銀行でも翌営業日振り込みが可能

・初期コストが安め

 

食べログペイのメリットは、手動で依頼する必要があるとはいえ、最短で翌営業日に振り込み依頼が可能なので、入金サイクルを早められること。そして初期コストが5,000円と安いことです。

 

まさに低単価で初期投資も少ない飲食店向けの内容といった感じ。飲食店で、シンプルにカード決済のみが必要という方にはおすすめ。

 

デメリット

・食べログに登録する必要がある

・10万円未満の振り込みには振り込み手数料(200円)がかかる

・自動入金サイクルが遅い(月2回)

・利用者が少なく、不明な点が多い

 

食べログの関連システムであるためか、食べログへの会員登録など手間がかかるのがデメリット。また、手動で振り込み依頼をしなければ、月に2回の振り込みしかないのも少し面倒です。

 

インターネットで情報を調べてみても、まだまだ利用者が少ないせいか、不明な点も多く、「食べログペイだけのサービス!」というのも現状ないので、まだほかのサービスでもいいかもしれません。 

 

レシート発行機能は必須か?

ちなみに、こういったスマホ・タブレットのクレジットカード決済システムには、初期状態ではレシート印刷機能はついていません。紙のレシート発行機能はついているので、発行そのものは可能ですが、必要な場合は後からプリンタを購入しなければいけません。

 

ただ、レシートをプリントする機械は安くありません

 

本体代で数万円。プリント用紙の定期購入で、毎回数千円の費用が発生します。

 

正直、カフェやレストランなど多くのお客様が出入りする業種でなければ、領収証で対応することも可能です。「クレジットカードにて決済」という文言を添えておけば、領収証で不満を言う方はまずいません。

 

もちろん、領収証を発行する手間はかかりますが、慣れてしまえばレシートを印刷するのと同じぐらい素早く渡すことができますし、なにより「紙のレシートに加えて領収証も書いてほしい」というお客様への二度手間を防ぐこともできます。

 

こうして見ると、紙のレシートは必須とは言えませんし、お店にとってはそのほうが楽なことも多いでしょう。

 

ただ、やっぱりレシートも発行しているほうが"きちんとしたお店"には見えますし、お客様にとっては安心感にもつながります。ケースバイケースで、自分のお店にレシートはいるかいらないかを判断したほうがいいでしょう。

 

*1:2017年夏以降

*2:ただ、ほかのサービスでもAndroidアプリは不具合を起こすことがあるようなので、どちらにせよiPadはあったほうがいいかもしれません。