法人化しても1期目では個人事業主と社会的信用に差がない……親のキャリアを借りる賃貸審査

弊社は2016年の12月に法人化をしました。

 

今が2017年3月ですので、法人化してからまだ4か月も経っていないピチピチの1期目法人というわけです。

 

ただ、これまで個人事業主時代にもいくつかの事業を営んできましたし、年商も利益も一応個人事業主としてはそこそこあるほうでした。

 

確定申告も2度済ませていたあとの法人化だったので、「社会的信用も個人事業主時代に比べればマシだろう」と考えていたのですが、先日賃貸物件を借りる際にとんでもない目にあいました。

 

保証協会の審査に通りません!

先日、新たな事業を展開しようと店舗物件を探していたところ、ちょうどいいハコが見つかったので、さっそく管理会社と大家さんに話を通し、物件の契約へと話をすすめました。

 

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大家さんの印象も悪くなく、管理会社も乗り気だったので、「さあてデザイナーはどこに頼もうかな」なんて次のステップを妄想して浮かれていたところ、管理会社から突然電話の連絡が。

 

「すいません!保証協会の審査に通りません!」

 

事業用物件は住居用賃貸と違って、保証協会に加盟することが賃貸に入る条件になっていることが多いのですが、その保証協会の審査に通らないというのです。

 

さて、大変。

 

管理会社も当然弊社を審査に通したいので、いろいろな条件を提案してきます。

 

「通帳を見せることはできますか?」

「去年の確定申告の書類を見せることはできますか?」

etc……

 

もちろん弊社だってその物件に入りたいので、オールイエスです。ノーなんて言える立場じゃありません。

 

ただ、紆余曲折あって、結局審査に通ったのは親の力でした。

 

「連帯保証人をもう一人増やしてください」

 

連帯保証人には社長である私がなっていたのですが、それでは足りなかったよう。こう言われて、泣く泣くまだサラリーマンをしている父に頼みました。

 

個人事業主時代にも物件を借りる際には、保証人として父の名前を借りることが多かったのですが、法人化して代表になってもまだ父の名前から抜けることができないもどかしさ。

 

ちなみに、これまでの私の確定申告の書類や通帳の数字はなんの効力も発揮しませんでした。うん、世間の個人事業主や零細企業と比べても、そんなに少ない数字じゃなかったはずなんですけどね……。

 

法人化一年目では、個人事業主の1年目と同じく、まったく社会的信用がないんだなと痛感したできごとでした。

 

名古屋ではよっぽど大手物件でもない限りありませんが、東京では3期目の決算を迎えていない企業は入居審査対象にもならないこともあると聞きました。いや、怖いですね。

 

なにか新しいことを始めようとするときは、法人化する前に一度個人事業主として投資をしておいて、それから法人化して安定化を図るほうがいいのかもしれません。大変でしたが、勉強になりました。

 

クレジットカードの審査にも落ちました…

余談ですが、先日クレジットカードの審査にも落ちました

 

個人事業主を始めて数か月ぐらいは、確かにクレジットカードの審査に落ちることがありましたが、2年目にはゴールドカードの審査すら問題なく通過しましたし、まさか法人化して社長という肩書を背負ってからこうした審査に落ちることがあるとは思いませんでした。

 

確かに、クレジットカードの審査って、入社してから〇〇年と書く欄はあっても、個人事業主〇〇年、法人成りして〇〇年なんて欄はないんですよね。

 

クレジットカードの審査的には、わたしはまだ事業を立ち上げて数か月のペーペーとなんの変わりもないわけです。

 

たいてい、サラリーマンから個人事業主になるときは、「(社会的信用がなくなるので)クレジットカードをサラリーマン時代に作っておけ!」なんて言われますが、個人事業主から法人成りするときにも、「個人事業主時代にクレジットカードを作っておけ!」と言えるのかもしれません。

 

下手に法人1期目を迎えると、いろいろな審査に響くことがあるので、法人化の際にはタイミングも一緒に考えるのがベストですね。