ブルーライトから目を守ろう!パソコンやスマホを長時間使う人が対策しておくべき5つのポイント

「パソコンばっかり使っていると目が悪くなるよ!」なんて言葉をかけられたことのある人はかなり多いと思います。実際、パソコンやスマートフォンの持つブルーライトの悪影響については何度も指摘されてきました。

 

ですが、私もそうですが仕事上どうしてもパソコンやスマートフォンを長時間使わなければいけないという方もいらっしゃるはずです。今回は、そうした方に向けた対策を5つご紹介します。

 

1. 一定時間ごとにパソコンから目を離す

パソコンを頻繁に使用している人だと、目がショボショボするような感覚を覚えるような経験をすることも少なくないでしょう。長時間のパソコン作業による目や身体への影響は「VDT症候群」と呼ばれます。

 

こうした眼精疲労の主な原因は、まばたきの減少による目の乾燥ではないかと考えられています。パソコンなどのディスプレイを凝視している時はまばたきが減少しがちで、涙の蒸発量が多くなってしまいます。そのため、涙の保護がなくなり目が傷つきやすくなってしまうのです。これが目のショボショボ感などに繋がります。

 

ですので、目のショボショボ感を防ぐためには、できるだけ意識してパソコンから時々目を離し、目の乾燥を防ぐような対応をすることが重要になってくるのです。

 

2. PC用の目薬を使用する

涙が蒸発してしまい、目が乾燥することが問題なのであれば、外から水分を補給するのも良いでしょう。つまり目薬を使用するのです。

 

最近では、ピント調節機能やブルーライトからの保護などの機能を持った「サンテPC」のようなパソコン使用者用の目薬も販売されています。

 

こういった目薬を使用して外部からうるおいを補給する手段も効果的でしょう。ただし、ごく少量ながら酸も含まれているので、ケース裏面に書いてある用法用量はしっかり守る必要があります。

 

3. ルテインを摂取する

私たちの目の中には「黄斑」と呼ばれる紫外線やブルーライトのような強い光から網膜を守る部分が存在します。

 

この黄斑には黄色い色素である“ルテイン”が豊富に含まれており、このルテインによってブルーライトから網膜が守られているわけです。

 

ルテインは、体内では合成されないので食事で補給するしかありません。特に、ホウレンソウやブロッコリーなど緑黄色野菜の中に多く含まれているこのルテインですが、一般的に現代人は緑黄色野菜が不足しており、結果的にルテインが不足しがちだと言われています。

 

ですので、医者の中には、長時間パソコン作業をする人は食事やサプリメントで毎日ルテインを補給すべきだと言われる方もいらっしゃいます。

 

4. 亜鉛を摂取する

2006年に抗酸化酵素が働かないようにしたマウス、つまり光による酸化に全く抵抗がないマウスに対して蛍光灯の光を当てるという実験が行われました。その結果、これらのマウスには網膜に障がいが発生したそうです。

 

この抗酸化酵素は亜鉛が足りないと働かないとされていますが、私たち日本人の多くは慢性的な亜鉛不足だと言われています。コンビニや外食中心のスタイルの人は特に注意が必要でしょう。

 

加えて、40代以上では、この抗酸化酵素の生産能力が徐々に低下していくとされています。ですので、高齢者や外食の多い人は亜鉛の含まれたサプリメントを積極的にとる必要があります。

 

5. ブルーライトカット眼鏡をつける

ブルーライトのネガティブな影響を防ぐと言われて一番に思いつくのは“ブルーライトカット眼鏡”ではないでしょうか。

 

サイトによっては「ブルーライトカット眼鏡がブルーライトから守ってくれるという実証研究はない」とまで言い切っているものもありますが、実は面白い研究があります。

 

マイクロソフト社の社員約120名に対して、ブルーライトカット眼鏡を使用した場合と使用していない場合とで目が感じる自覚症状の違いを比較した研究です。

 

それによると、「モニターがギラギラ見える」「目が重たい」「目が乾燥する」「首や肩、腰、背中などが凝る」といった様々な項目に対して、ブルーライトカット眼鏡を装着した場合には統計的に有意な改善結果が見られたそうです。

 

一方で、ブルーライトカット眼鏡を付けていなかった場合には、こうした項目で実験前より悪化するという結果が見られました。パソコンを使用する際には休けいも重要ですが、それと同時にブルーライトをカットする眼鏡を使い、ダメージ自体を防ぐことも重要であることが分かりました。

 

ブルーライト 体内時計への脅威 』を執筆した慶応大学医学部の坪田もブルーライトカット眼鏡の使用をすすめており、特にJINSのブルーライトカットを愛用しているそうです。

 

ブルーライトカット眼鏡には、ブルーライト以外の光まで遮断してしまい真っ黒になってしまうものや、ブルーライトを全く防いでくれないものなど粗悪品も多いので、信頼できる製品を使用するのが良いでしょう。

 

まとめ

今回の記事の多くは『ブルーライト 体内時計への脅威』を参考にしています。ネットには正しいのか正しくないのか分からない記事がたくさんありますが、ブルーライトと目の関係について知りたい人はこういった本にしっかりと目を通しておくとよいでしょう。

 

ブルーライトの影響はまだ完全に分かり切っていない部分もたくさんあります。ですので、将来的にパソコンを使い続けてきた今の3,40代の人たちの目がどうなってしまうのかも正確にはわかりません。

 

パソコンとの付き合いはそれほど長くないかもしれませんが、目との付き合いは一生です。長時間パソコンやスマホを使うことによって目にダメージを与えがちな人はその健康について真面目に考えてみてはいかがでしょうか。