なぜ飲食店経営者はオーナーブログで集客をしたがるのか?レビューサイトへの不信感とは?

最近、私はブログ運営について教えてくれないかと何人かの経営者や個人事業主などから依頼を受けるようになりました。

 

ブログコンサルタントと名乗るほど本格的なものではありませんが、一応ブログの解説から基本的な考え方までをお伝えしているつもりです。

 

 

ただ、確かにブログで集客できる可能性があるとはいえ、なぜそんなにも個人事業主の人たちはブログ運営に興味があるのでしょうか?

 

ブログ運営に興味があるという経営者の方から毎回話をうかがっていると、興味深い話を聞くことができました。

 

レビューサイトに対する不信感

最近では、わざわざ経営者自身で情報を発信せずとも「食べログ」や「ホットペッパー」、「ぐるナビ」といったユーザー投稿型のレビューサイトが豊富にそろっています。

 

飲食店を探す際には、そういったレビューサイトに載っている情報から探してくるお客さんも少なくありません。

 

お店側も食べログなどにお金を払えば、最低毎月25000円ぐらいからお店の情報を掲載できるうえ、お店のアピールもできるので、最近ではホームページの代わりに使っている経営者もいるぐらいです。

 

ただし、こうしたレビューサイトに悪評を書き込まれるお店も少なくありません。というより、どんなに良いお店でも基本的にはレビューが増えれば増えるほど悪評の数もそれに伴って増えていきます。

 

皆さんも自分が経営者のつもりで考えてもらえば分かるかと思いますが、レビューサイト自身が直接悪いわけではなくとも、悪評が書き込まれたサイトに誰がお金を払いたいと思うでしょうか。しかも、それがいちゃもんレベルの内容だったらなおさらです。

 

それに、当然と言えば当然ですが、レビューサイトなのでお店側が何かを言ったとしても悪評を消せるわけではありません。これでは、なんのために月に何万円も払っているか分からなくなるわけです。

 

論理的な問題というよりは、どちらかというと感情的な要素の強い話ですが、こうした不信感やいら立ちを抱えている経営者は少なくありません。

 

こうして、一度はレビューサイトにお金を払っていた経営者が結局お金を払うのをやめてしまったという問題が多々あります。そうした方がFacebookやブログに興味を持つわけです。

 

ホームページではだめなのか?

「レビューサイトがダメならホームページで良いではないか?」と思われるかもしれません。確かに、ブログなどよりもサイトのほうが信頼性も高く、お客さんからの信頼も得やすいことでしょう。

 

ですが、端的に言えば、サイト作成には安くないお金がかかります。多少ヘンなところに依頼しても最低10万円、SEO対策などもしてもらったうえでちゃんと作ってもらえば相場は3,40万円といったところでしょうか。

 

もちろんページ数などにも依存しますが、個人事業主にとっては安くないお金ですし、本当にその業者に任せていいのかもわかりません。

 

皆さんは効果も分からないホームページとやらに一度に3,40万円も払えるでしょうか。必要経費と言われてしまえばそれまでですが、そう簡単に即決できることではありません。

 

すると、独自ドメインにサーバーをレンタルしたところで月に1000円もかからないブログという存在に白羽の矢が立ってきます。それにブログをやっていることでネットに対する知識などもついてくる可能性もあります。

 

そうした期待を持った方たちがブログ運営に興味を持つ傾向にあります。もちろんブログにだってデメリットはあるのですが、ホームページの初期費用と専門性の高さが予想以上に個人事業主の人たちにとっては高いハードルになっているようです。

 

ブログに集客効果はあるのか?

ブログに集客効果があるのかに関しては、結論から言えばブログの内容によります

 

事例レベルとしては、オーナーブログの集客によってセミナーやサービスへの参加を決めたという読者はたくさんいますし、ブログと口コミだけが宣伝だと言っているオーナーもいらっしゃいます。なかには、数万円、数十万円のエステへの参加をオーナーブログから決めてくるというユーザーも少なくありません。

 

今までは、お店のある地域からの集客しか見込めなかったのに、ブログを運営したことによって日本全国からお客さんが集まるようになったというお店まであります。

 

ただし、なかには気持ちが先走り過ぎて、むしろ集客効果としてはマイナスになるんじゃないかというオーナーブログを書かれている方もいらっしゃいます。

 

たとえば、私が以前見たものでは「ウチのお店のクーポンは常連さんになっていただくためのものであって、いつも利用している人はクーポンは使わないでください」などと書いたオーナーさんもいらっしゃいました。

※多少表現を変えております

 

当然ですが、初めての人も常連さんもこういった文言が書かれているお店はあまり気持ちよく使えないですよね?

 

ブログという場は、ホームページやレビューサイトよりも強くオーナーの“我”が出やすい場所でもあります。経営者の意見を反映させやすいことは確かですが、そのために逆効果になってしまう事例もあるので、もし飲食経営者のブログコンサルをする機会があればその点に注意を促したほうがよいでしょう。

 

まとめ

基本的に、今回の記事は飲食経営者にブログコンサルを持ちかける時の営業ポイントについてまとめてみました。

 

多くのオーナーはレビューサイトに不信感や不満を覚えており、ホームページの費用対効果にも疑問を持っています。私自身はあまり自分からアプローチをかけたことはありませんが、もしもこちらからアプローチをかけるならこういった点について話していくといいかもしれません。

 

ただし、確かにブログ運営による集客は上手くやれば一定の効果を持ちますが、それ以上にデメリットになる危険性も含んでいることも伝えたいところです。

 

そして、本当にブログでなければいけないのか、他のサービスで代替できないのかといったところも誠実なサービスを提供するなら一緒に相談に乗ってあげてはいかがでしょうか。