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「調べれば誰でも分かること」を教えてあげることが評価されるブログのコツ

ネタや面白さをウリにしているブログでなければ、たいがいのブログ運営では何らかの有用性をウリにしていることでしょう。それは例えば、お金の無い人向けへのレシピ集かもしれません。もしくは、日用品を上手く使った生活テクニックやガジェット紹介などかもしれません。

 

さて、この有用性をウリにするとき、あなたは読者に向かってどの程度くわしく紹介しているでしょうか。あなたにとって“当たり前”の知識であっても、読者にとっては当たり前ではないかもしれません。

 

そこで今回は、有用性をウリにしたブログで何をどこまで紹介すればいいのか、その考え方とコツについてご紹介したいと思います。

 

“自分が一番の専門家”ぐらいの気持ちで記事を書く

私が大学院にいたころ、教授から教えられた学会発表のコツとして「たとえ院生であっても、君の研究においては、君が世界で一番のプロフェッショナルとして発表しなさい」と言われました。

 

ブログ運営もまさにそれと一緒です。今からあなたが書く記事は、あなたが誰よりも詳しい分野です。そして、他の人はみな素人です。実際はそんなことはありませんが、そのぐらいの心づもりで書いた方が良いでしょう。

 

たとえば、先日私はブロガー名刺を作る手段について記事にしました。

 

 

名刺を作るための無料ソフト「ラベル屋さん」の使い方から、印刷業者への注文の仕方まで書いた記事です。ブロガーという狭いカテゴリーを対象にした記事ですが、対象にした方たちからの評判は悪くなかったようです。

 

ちなみに、評判とは必ずしもSNSにシェアされた数だけで決まるものではありません。その記事から得られた収益はいくらか、その記事を読んだ人が読者登録・RSS登録をしてくれたか、その記事以外の記事も読者が読んでくれようとしたか、寄せられたコメントはポジティブなものだったかetc……を総合的に判断したものです。

 

その意味で、上の記事はシェアこそあまりされませんでしたが、寄せられたコメントもポジティブなものが多く、読者登録なども増えたため、特定の人たちにとって有用な記事であったと考えています。

 

他にも、もう少し一般向けに、ブログ運営において読者と連絡するためのツール紹介の記事も書きました。

 

 

正直なところ、これらは「調べれば分かること」です。それどころか、名刺作成ソフトの使い方なんてものは触っていれば勝手に覚えます。

 

でも、読者が今見ているのはあなたの記事なのです。たとえば、あなたの記事には〇〇というツールの有用性が書いてあったとしても、あとのことは「調べれば分かります」「使えば分かります」とだけ書いてあったとしたら、何も分からない読者にとっては「本当に?」という思いしか湧いてきません。

 

「調べれば分かる」と言うなら、その調べた結果のサイトやブログ、書籍へのURLを貼るぐらいのことはしても良いですし、「使えば分かる」と言うなら、どこをどう使えば何が分かるのかぐらいは画像付きで示してもいいでしょう。

 

「あなたの記事さえあれば、1から7,8ぐらいまでを読者が理解、もしくは実践できる」というレベルの記事を作成し続けて、初めて読者はあなたのブログに有用性を見出してくれます(逆に、残りの2,3程度をウリにして更新し続ける“専門家ブログ”もたくさんありますが)。

 

初心者向けの料理レシピなら、できるだけ“適量”“ひたひた”“ひと煮立ち”なんて言葉は避けるべきでしょう。適量が分からないから初心者なのです。初心者は適量を調べるために、また他のサイトを調べる手間が必要になります。

 

“当たり前”なんてものはない

逆に言えば、あなたが書きたいテーマに関して1から10まで解説しているサイトやブログが無ければ、あなたが記事を書けるチャンスです。料理のブログやサイトで言えば、料理本を読むための料理の基礎用語から教えるサイトなんてものもあります。

 

まあ、料理本にとっては本末転倒な気もしますが、そのぐらい始めの1歩を解説する記事やサイトはありがたがられます。

 

そういった記事を書くと、だいたいは「初めて知りました」というコメントと「こんなもの常識だろう」「考えれば分かるだろう」というコメントが並びます。後者のコメントをしがちなタイプの方はブログ・サイト運営の際には注意してください。“改めて自分の言葉で分かりやすく取り上げる”ことの価値を再認識する必要があるからです。

 

当たり前なんてものはないのです。“あなたのブログの読者”があなたの記事を読む前からあなたが書くテーマ全てについて1から10まで理解していることがありうるでしょうか?特定の誰かにとっては当たり前のことでも、それを改めてあなたが自分の言葉で取り上げることは確実に誰かのタメになります。

 

“調べれば分かる”を記事にする。

 

専門家であるあなたにとっては、今さら解説することすらアホらしく感じるかもしれません。ですが、アホらしいことをどれだけ丁寧にやれるかがあなたのブログやサイトの価値を決めると言っても過言ではありません。

 

有用なサイトを作っているはずなのに全く評価されないという人は、改めて自分のコンテンツを見直してみてはいかがでしょうか。