ブロガーってどんな職業?業種一覧から見るブログ収益について

“ブログで収入を得る”

 

月1で飲みに行けるレベルのお小遣い程度なら全く問題はないのですが、副業、あるいは本業と呼べるレベルの収入になってくると、様々な問題が発生します。

 

その1つが開業届や金融機関の審査時などに必要になってくる“業種”の記入です。これが意外と厄介で、ブロガーの中でも業種欄については意見が分かれます。そこで今回は、ブログで収入を得た場合、業種は一体どのように記入すればいいのかについてご紹介したいと思います。

 

ブロガーは文筆業?広告業?

ブロガーの業種については大きく分けて2つの見解があります。1つが「ブログを書いて収入を得ているのだから、文筆業なのではないか」という意見、そしてもう1つが「アフィリエイト広告を貼って広告収入を得ているのだから広告業ではないか」という意見です。

 

アフィリエイトで生計を立てております。職業を聞かれました・・

フリーライターとして開業届と青色申告承認申請書を提出してきた

 

「業種なんてどちらにしても一緒だろう」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、この2つの業種の間には大きな違いがあります。それは、個人事業税を取られるかどうかです。

 

文筆業の場合、個人事業税はかかりませんが、広告業の場合は個人事業税を徴収されます。

 

だからといって、「文筆業の方が節約できるなら文筆業で申請すればいいじゃない」とはなりません。きちんと業務内容と産業分類を照らし合わせて申請する必要があるでしょう。

 

それでは、文筆業と広告業は一体どんな基準でそれぞれ分類されるのでしょうか。

 

文筆業と広告業の定義

個人事業の始め方によると、業種欄は「労災保険料率表」に定める業種を書くように指示されていますが、実際のところこれだけを見て、ブロガーがどの業種に含まれるかなど判断できないでしょう。

 

そこで、総務省の産業分類の資料を見てみましょう。この資料によると、広告業は大まかな分類で言えば「デザイン業」に分類されています。デザイン業の具体的な業務内容は以下の通りです。

 

工業デザイン,クラフトデザイン,インテリアデザイン,商業デザインなど,工業的,商業的デザインに関する専門的なサービスを行う事業所をいう。
衣服,スカーフなどの服飾デザイン,服地,着物地などのテキスタイルデザイン及びパッケージデザインを行う事業所も本分類に含まれる。

 

つまり、デザインそのものを行う事業がここに含まれます。LINEスタンプ作成などはこちらに含まれるかもしれません。ですが、アフィリエイトは広告そのものをデザインするわけでもなく、コピーライティングをしているわけでもありません。あくまで、広告主の作成したバナーやテキストリンクを使ってサービスなどの批評・宣伝を行うだけなので、ここに含めるのは難しいでしょう。

 

一方、文筆業(ライター)は産業分類によると、著述家業の欄に含まれます。

 

個人で詩歌,小説などの文芸作品の創作,文芸批評,評論などの専門的なサービスを行う事業所をいう。※コピーライティングは除く

 

ブログの内容によって当てはまる記述は違いますが、ともかくコピーライティング以外のライティングを行う業種はここに含まれるようです。つまり、ブロガーが開業届を出す際には、文筆業、ライター業、著述家業のいずれかの業種で申請をした方がいいでしょう。

 

フリーランスの中にはデザイン業で申請して損をしてしまったという方もいらっしゃるので、この点については注意が必要です。

 

オールカラー 個人事業の始め方

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