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ブログのネタが思い浮かばない日はいっそ書いてしまわないという発想法

「ブログは基本的に毎日更新してください」

 

SEO関係の人間とブロガーでは、この発言に対して異なる立場を示すことがあります。前者のタイプはどちらかというと、「それよりは質を重視してください」と言いますが、ブロガーの人たちは「1日2本も記事を書けないで何がブロガーだ」と言わんばかりに量を書くように指示してきます。

 

もちろん、最高なのは「良質な記事を毎日更新すること」に尽きるのですが、これを完全に実施することはできません。そのため、適当な思い付きで更新した記事をアップしてしまって後悔したり、あるいは逆に記事を更新しなかったことを悔いる結果になることもあります。

 

そこで今回は、そういった後悔をしないために「ネタが思いつかない時に戦略的に記事を更新しないメリット」についてお話したいと思います。

 

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画像出典:https://www.flickr.com/photos/16210667@N02/16555267910/

 

人間の発想と4つのプロセス

天才芸術家や科学者が物事を思いつくとき、あるいは考えたものを形にするときには主に4つの思考のプロセスがあるとされています。

 

①準備の段階

この段階では過去の経験や既に習得している知識や技能を総動員して問題解決に没頭します。ですが、懸命の努力にもかかわらず何度も失敗を繰り返します。

②温めの段階

この段階では問題の解決を一時諦め、散歩や休息など問題解決とは関係のない無活動な状態に身を置きます。しかし、無意識の世界で想像的なアイディアを「温めている」段階と言えます。

③ひらめきの段階

この段階では、一瞬のひらめきによって創造的な解決法が見出されます。これは強い確信とそれまでの苦労が報われた深い感動を伴って突然に訪れるとされています。

④検証の段階

この段階では、見出された解決法を色々な角度から吟味・検討し、それが正しいことを検証する段階です。

 

以上のプロセスを「ブログを書く」という作業に当てはめると以下のようになるでしょうか。

 

①準備の段階: ネタ探しや取材、キーワード選定をする段階

②温めの段階: リラックスしたり、趣味などに没頭する段階

③ひらめきの段階: 見聞きしたことを文章に起こす段階

④検証の段階: 文章の推敲やキーワードのチェックなどの段階

 

たいがいの作業はそうだと思いますが、特に私の場合、ブログ運営においては「ひらめきの段階」と「検証の段階」は、それほど長い時間を取りません。せいぜい1記事30~60分程度でしょうか。

 

そのぐらいブログ運営において、実際の作業が全体の時間に占める割合は少ないのです。それでは、ブログ運営において最も重要な段階とは一体いつでしょうか。

 

人間が面白いことを思いつく瞬間

多くの人は、何かを作る時に最も大事な段階は第一の「準備の段階」だと考えがちです。ですが、“創造的な発想が出来るかどうか”という視点に立つなら、オリジナリティのある発想が思いつくのは、第二の「温めの段階」であることが様々な実験で明らかになっています。

 

つまり、いったん作業をやめて他のことに没頭している間に優れたアイディアが思いつきやすいというのです。これを「孵化(うか)効果」と言います。ブログ運営だって、世間的な創造のイメージとは違うかもしれませんが、創造的な作業をやっていることに違いはありません。

 

何もネタが思い浮かばなければ、むしろ作業をやめて休憩や遊びに行ってしまった方が、ふとブログに書くネタが思いつく可能性も高まります。ブログ運営において「毎日更新」という言葉はいつまでも付きまとってくる呪いのようなものですが、それによって発想が妨げられてしまう可能性もあります。

 

毎日更新が出来ない時には、あえてやらないというのも1つの手段なのです。

 

休憩する時の注意点

ただし、注意点もあります。それは“孵化効果が発生するには、懸命の努力をして失敗した経験が必要だ”ということです。つまり、遊んでばかりいたって、あるいはネタ探しをする努力などをしていないのに、優れたアイディアは生まれてこないということです。

 

あくまで「基本的には毎日ブログを更新することを目標とする」といったように、努力し続ける姿勢を貫いた上で、それでも出来そうにない時はいっそ休むといったように考えた方がいいでしょう。

 

最初から楽な日程や運営調整をした方が良いという話ではないので、その点にだけはご注意ください。

 

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