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「ブログは人を集められるけど、収益の効率が悪い」は本当か?―アフィリエイトにおける内部リンクの重要性―

アフィリエイトとブログ・サイトの関係について勉強していると、こういった言葉を見かけることがあります。

 

「サイトアフィリエイトに比べてブログアフィリエイトは確かに人を集めやすいが、その分収益を得るための記事が過去に追いやられてしまい、収益を得づらい」

 

つまり、ブログアフィリエイトはアクセス数こそ集められるものの、効率的な誘導などを行えないため、収益効率が悪いというものです。

 

この指摘は確かにある側面では正しいです。実際、「ブログの一番の欠点は何か?」と問われれば、「どれだけ良い記事を書いたとしても、記事がどんどん更新されトップページから目につかない場所に追いやられてしまう」ことだと応えるでしょう。

 

サイトの場合、(サイトの構成にもよりますが)大抵はトップページから1,2ページでその“良い記事”にアクセスできるように構成することができます。これがブログとサイトの大きな違いです。

 

固定ページと変動ページをそれぞれ設定して、それぞれのいいとこどりができるWORDPRESSのようなサービスが有り難がられるのも分かる気がします。

 

ただし、先ほどのような「ブログの収益効率はサイトに比べて悪い」という指摘はある意味でブログの読者の移動を見誤った指摘だとも言えます。

 

トップページがスタートページではない

先日、ネットショッピングの運営者向けに様々なアドバイスをしている書籍の中で、ネット販売の特徴についてこんなことが書かれていました。

 

“お客様の立場になってみると、さらに気づくことがあります。それは商品ページがお店の入り口になることが多いということです。

(中略)

楽天市場の場合、サーチエンジン、商品ジャンル別ページ、オークション、共同購入、懸賞情報、メールマガジンといったルートからアクセスすると、お店のトップページを経由せずに直接商品ページに入ることが多くあります。”

 出典: 楽天市場公式 ネットショップの教科書

 

これは楽天市場に限らずインターネットにおいて、とても大事な視点です。ブログの読者は最新の記事ばかりを読んでいるわけでもトップページに順序立ててアクセスしてくるわけでもありません。むしろ、検索などでアクセスしてくる方は過去の記事に“いきなり”アクセスしてくるのです。

 

重要なのは、その“よくアクセスされる記事”から“収益を得られる記事”に対しての記事間誘導が出来ているかどうかということです。

 

余談ですが、ネットショッピングの本はアフィリエイト収益を考える上で重要なヒントが隠れていることが多いので、アフィリエイトで収益を得たい人は、ぜひ一読しておくとよいでしょう。

 

ブログの運営では記事間の繋がりを意識する

ブログ運営者には、サイト運営者に比べて、この記事間の繋がりについて意識している人が非常に少ない傾向にあるように思います。

 

なんとなく“ブログはアクセスを集めてAdSenseなどで収益を得るのに対し、サイトはターゲティングにこだわってアフィリエイトで収益を得る”というイメージがついているからでしょうか。

 

だいたいのブログを見る限り、たとえ毎月コンスタントに数万PVから10数万PVのアクセスを集めているブログでも、記事下にはランダムに関連記事が表示されるスクリプトを張り付けているだけだったりします。

 

確かに、ただの雑記帳のような記事でアクセスを得ている場合はそれでもいいかもしれません。

 

ですが本来、どれだけ良い記事を書いても過去に追いやられてしまうブログのほうこそ、記事間の流れを作り、「アクセスを集める記事から収益を得られる記事へ誘導する」ことが大事なのだと思います。

 

実際、私のアフィリエイト収益の90%以上は、数か月以上前に書いたとある1記事が担っています。どの記事が“アクセスを得られる記事”で、どの記事が“収益を得られる記事”かはここでご説明しませんが、もし興味のある方は私のメインブログを参考にしてみて下さい。

 

 

“収益を得られる記事”はウケが悪い

収益を得られる記事は大概の場合、ウケが悪く、あまり評価されず、バズることもありません。実際、私のブログの収益を得られる記事は、単体の記事ではほとんど評価されることはありませんでした。

 

そういったことからか、ブログの運営者の中には「露骨な収益メインとした記事を書くべきではない。読者はそんな記事に敏感だから、すぐに気づいてしまう」と言う方がいらっしゃるようです。

 

確かに、そういった側面はありますし、単体の記事で収益を稼がなければならない人たちはその言葉の通りだと思います。たとえばトレンドブログなど流行に載った記事を書く人たちです。

 

トレンドブログの場合は、過去の記事に価値が無い場合も多いので、常に最新の1記事で勝負しなければなりません。他にもライフハック系の記事ばかり書いている人は似たような傾向があると思います。

 

でも、普通のブログの場合はむしろ1記事ぐらい露骨に収益を稼ぐことを目的とした記事がないと、いつまでたっても収益を得るためのシステムが作れません(数十万PVぐらいのアクセスを集めているなら話は別ですが)。

 

確かに、その記事単体ではウケが悪いので、「失敗した」と思われるかもしれませんが、むしろその記事を書いた後に、いかにその記事に対して読者を誘導できるかが重要だと言えるでしょう。

 

まとめ

ブログの内部リンクは比較的軽視されがちですが、むしろサイト以上に収益を決定する要素だと私は考えています。あなたがトレンドブログをやっているならまだしも、そうでないなら内部リンクの重要性を意識しておいた方がよいでしょう。

 

その際、“集客記事”と“収益記事”をそれぞれ自分の中で認識しておき、「集客記事⇒収益記事」の流れを作れるようにしておかなければなりません。今まで何の対策もせずに中級者になれた方がいらっしゃれば、この対策をやるだけですぐに副収入以上のレベルの収益を得られるようになります。

 

あなたは読者に何を見せ、何で稼ぎたいと思われるでしょうか。